F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ヴィタリー･ペトロフ
「タイムは気にせず、種類の違うタイヤの特性を把握することに重点を置いて走ったんだ。午前中は空力面の調整も行って、それからブレーキとKERS※に関する作業を進めたよ。残念ながら水漏れで時間を食ってしまって、午後に予定していたレース距離の連続走行は見送ることになったんだ。R31に乗って3日目だけど、ようやく楽に走れるようになって、最後の2時間はセッティングも進んだよ」。

◆エリック･ブーリエ
「小さなトラブルがあり、ヘレスの2日目はなにかと大変だった。それでも距離をかせぐことはでき、予定していた作業をいくつかこなした。特にKERSとブレーキについては収穫が大きく、システムをこれまで以上に把握することができた。明日はニックを走らせ、その結果を見て今後のことを考えようと思っている」。

明日のテストはニック･ハイドフェルトが担当し、日曜日はブルーノ･セナが担当する。

※KERS
ブレーキング時のエネルギーをチャージして、推進力にするシステム。