オリジナル リリース-ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス【カナダGP(土)】
【カナダGP フリー走行3 / 予選】
こちらはマクラーレンのオリジナルリリースを元に[STINGER]が製作したリリー
スですが、内容はオリジナルのものと同じです。
フリー走行3=1位/予選=1位
「3回目のフリー走行中、ガードレールに接触してしまって、予選を前にしてメカニックは左側のサスペンションを交換しなければならなかったんだ。その素早く正確な仕事ぶりには、改めて驚かされたよ。まるでオーケストラの演奏を見ているような感じで、とにかく素晴らしいよ。走り出す前、彼らのためにもポール・ポジションを獲ると宣言していたから、Q1の始めから使命感を背負っていたと言えるね」。
「タイムアタックを終えた感触は最高で、2コーナーまでいった時に、無線でポール・ポジションだと知らせてもらったんだ。いい走りだとは思っていたけど、トップに立ったと言われた時は、これまでにここで経験したさまざまな場面が記憶に甦ってきたよ。2007年に初めてポール・ポジションを獲ったときと同じように、夢を見ているような感じだったんだ」。
「明日は面白いレースになるんじゃないかな。できれば天気が保って、路面の状態がもっと良くなってくれればいいね。レッドブルはプライムタイヤでスタートするみたいだから、興味深い点だね。どこかでオプション・タイヤを使わなければならないはずだから、どうなるか楽しみだよ。セーフティ・カーが出ると、レース結果に大きな影響をおよぼすことになるね」。
「コースや街やこの国、そしてそこの人たちが、僕の力をすべて出させてくれたに違いない。ほとんど自分の国で走っているのと同じくらい、気分がよかったよ。皆がとても親切で、熱心に応援してくれるからモントリオールはいつ来ても良いところだよ。走行を終え、惰性で走りながら手を振るのが、とても楽しかった。他ではちょっと味わえない経験だよ」。
◆ジェンソン・バトン
フリー走行3=8位/予選=5位
「Q3の走りはまずまずだったけれど、ルイスにはまったく届かなかったよ。彼は凄いタイムを出したからね。ここでは走るたびにポール・ポジションを獲得しているわけだから、スペシャリストと言っても過言じゃない。5番手というのは理想的な順位ではないけれど、全力を出した結果だし、あれ以上はタイムを伸ばせなかったよ」。
「いくつかのチームが種類の違うタイヤでQ3に臨んでいたけど、初めてのことだし、なかなか興味深かったよ。レッドブルはプライムタイヤでスタートするから、抜けるかどうか楽しみにしているんだ。プライムの方が速いけど、どこかでオプション・タイヤを使わなければならないからね。序盤で、ルイスに押さえ込まれれば、きっと焦ってくるはずださ」。
「というわけで、全体に良いレースになると思うよ。展開が読めない、楽しい内容になるはずだから、戦術が重要な役割を果たすだろうね。どうタイヤを扱うかがすべてだよ。ずっと全力で走り続けることが、可能なかぎり短い時間でレースを終える最善の手段になるとは限らないよ」。