F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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オリジナル リリース-ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス【カナダGP(日)】

【カナダGP 決勝】
こちらはマクラーレンのオリジナルリリースを元に[STINGER]が製作したリリー
スですが、内容はオリジナルのものと同じです。

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◆ルイス・ハミルトン
グリッド=1番 / 決勝=1位
「とんでもなく疲れるレースだったよ。特にタイヤを保たせながらジェンソンとフェルナンド(・アロンソ)を抑えなければならなかった最後の20周はきつかった。ホント、楽な仕事じゃないよ」。

「ここは独特のコースで、自身過剰は禁物なんだ。タイヤへの負担がものすごく大きくて、どれだけ使えるか見当がつかないんだ。フェルナンド(・アロンソ)から、ずいぶんプレッシャーをかけられたよ。いい勝負で、かなり責め立てられたけど、なんとか少し離して、リードを保つことができたんだ。ゴールしたときは、本当に嬉しかったね」。

「純粋にペースだけを見ると、まだレッドブルのマシンがわずかに速いと思う。でも、全体のパッケージを考えれば、もう僕たちの方が上だろう。さらに前へ進むには、これまでどおり進歩し続けることなんだ。そのために、全力を尽くさなきゃいけないんだ。どんなことをしても、今回つけられたわずかな差を広げていかないとね。今は勢いに乗っているから、この調子で2週間後のバレンシアも勝ちたよ」。

「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの雰囲気は、これまでになかったほど明るいよ。ジェンソンの存在は、これまで組んだどのチームメイトより貴重なんだ。彼は今日も素晴らしい仕事をして、4位から2位へ浮上してきた。お互いに、与えられた役割をよく果たしているよ。それでチームも纏まっているというわけさ」。

◆ジェンソン・バトン
グリッド=4番 / 決勝=2位
「スタート直後の1コーナーは、ちょっと激しすぎたね。フェリペ(・マッサ)にぶつけられて、マシンにダメージを受けたんじゃないかとヒヤヒヤさせられたよ。さいわいリヤタイヤをこすっただけですんだし、パンクもしなかった。そのあと、プライムタイヤへの交換を済ませると、マシンの状態はがぜん良くなったんだ」。

「それでも、とにかくここでレースをするのは難しいね。プライムタイヤを履いていても、タイヤの消耗にはじゅうぶん気をつけないといけないんだ。その点に気をつかって、集団の中でセバスチャン(・フェッテル)を5秒引き離すことができた。それからは、フェルナンドを追うことに専念したよ。狙いどおりに接近して、もういちどコースの混雑を利用して前へ出ていったんだ」。

「その後、ルイスを全力で追いかけたけど、フェルナンドとの差を詰めている間にタイヤを使いすぎて、ルイスには2秒くらいしか近づくことができなかったよ」。

「終ってみれば、僕たちにとっては素晴らしい週末になった。ルイスは予選でものすごい活躍をして、まったく歯が立たなかったよ。それでもすぐ後ろの2位でゴールできたから、気分は悪くないよ。次のレースでは、順位を逆にできればね」。

【翻訳:Shigehiro Kondo】
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