F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ティモ･グロック
グリッド=21番 / 決勝=リタイア
「全体的に、クレイジーなレースだったよ。まずまずのスタートをしたけど、ターン8でブルーノ･セナが後ろからぶつかってきて、マシンのリヤを壊したことが、ダウンフォースに大きく響いたし、トラックの外に押し出されて、僕は最後尾になってしまった。追いつこうとしたけど、心配していたタイヤの問題が序盤に始まったから、タイヤの温存に焦点をあてたんだ。5回ともピットストップはかなり素早かったし、チームは素晴らしい仕事をしたよ。でも、それから、残り10周で、ステアリング･ラックが漏れて、僕のレースはそこで終わったんだ。カナダに戻るのは素晴らしいとだったけど、ここは僕たちにとって厳しい週末だったから、2週間後のバレンシアではもっと良いことを期待したいね」。

◆ルーカス･ディ･グラッシ
グリッド=23番 / 決勝=19位
「レース序盤はとてもポジティブだったよ。良いスタートをして、ティモとブルーノ･セナを抜いて、ロータスのヤルノ･トゥルーリに追いついたんだ。最初のスティントはすごく力強かったし、しばらく10番手を走っていて、初めてのポイント圏内での走行だったんだ。残念なことに、レース終盤に、油圧系の圧力を失って、マシンの温存のために、ギアを変えるのを止めなければならなかったんだ。最後はがっかりだったけど、走り続けて、マシンを持ち帰ることができたのは良かったよ」。