F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆フェリペ･マッサ
グリッド=7番 / 決勝=15位
「どうしていいか分からないけど、ついて回る不運を取り除く方法を見つけないとね。これまでの数レースで、あらゆることが起こった。今日は、フェルナンドと接触してしまってタイヤがパンクしちゃったから、競争相手より遅れてしまって、僕のレースはすぐに終わってしまったんだ。マシンは上手く走っていたけれど、結果が出ないと意味がないんだ。このレースでチャンピオンシップが終わったわけではないけれど、明らかに僕の状況は危うくなっているよ。僕は多くのレースで優勝して、他のライバルたちが、最近の僕に起こっているのと同じような困難にぶつかればね。だけど、あきらめないさ。顔を上げて、マシンの改善に取り組んで、どんな結果がついてくるか見てみよう」。

◆フェルナンド･アロンソ
グリッド=3番 / 決勝=14位
「最低のスタートだった。クラッチにいくつか問題があって、(ロバート･)クビツァとのアクシデントがさらにレースに影響したんだ。(レースの審判的役割の)スチュワードの決定にはコメントしたくない。チームは適切に行動したけど、ポジションを戻すようにという指示が出たときには、他のドライバーをすでにオーバーテイクした後だったし、クビツァはリタイヤする前に、明らかに遅くなっていたよ。それに、ペナルティを受けたのは、セーフティ･カーが出たのと同時だったから、2〜3個ポジションを落とすというより、10位ほどポジションを失ったんだ。難しいスタートにも関わらず、3位でフィニッシュできると確信があったのに、何も持ち帰れなかったよ。チャンピオンシップの状況は明らかに、難しくなっているようだけど、まだシーズンは半分を過ぎたばかりだし、まだどうなるか分からないよ。マシンは前より良いし、前にライバルがいない時の僕は、飛ぶように走行していたしね。作業を続けて、自分たちを信じ続けるべきなんだ」。