オリジナル リリース-ヴァージン・レーシング【日本GP(木)】
◆ティモ・グロック
「シンガポールでまた好レースができたし、そのまま鈴鹿に乗り込むことができるよ。2段階で予定されているマシン強化の1段階目は効果を発揮しっているし、路面がウェットからドライへ変ってゆく状況で良いタイムをマークできた。鈴鹿も、おなじような状況になるかもしれないね。天気予報だと、日本GPの週末中はいつ雨が降ってもおかしくないし、レースがウェットになる可能性もあるんだ。それから、もちろん新開発の空力パーツを含む次のアップデートがあるから、これも助けになるはずさ。鈴鹿でアクシデントに見舞われてから1年になるけど、まったく不安はないよ。足に出来た大きな切り傷はすっかり治ったし、心理的な影響もないんだ。日本ではいつも楽しい経験をしてきたし、サーキットは走っていて楽しいよ。今回はマシンの性能を引き出して、また良いレースをすることに集中するつもりさ」。
◆ルーカス・ディ・グラッシ
「鈴鹿はシーズン中、もっともテクニカルなサーキットと言えるかもしれないね。それだけに、シンガポールと同じように走れれば素晴らしいよ。今回も初めて走るコースだけど、これまでも知らないサーキットに上手く順応してきたから、問題はないはずさ。特に、初めて訪れたシンガポールではフリー走行の2回目に最高のパフォーマンスを見せることができたしね。日本も条件は同じだけど、エンジニアと話し合ったり、シミュレーターに乗ったりして、万全の準備をしてきたんだ。あの素晴らしいサーキットを実際に走るのが楽しみだよ。マシン面でも大きなチャレンジにあるけれど、新しいパーツも入るから、当面のライバルに対して、有利なレースを展開できると信じているよ」。
【翻訳:Shigehiro Kondo】