オリジナル リリース-レッドブル・レーシング【オーストラリアGP プレビュー】
◆マーク・ウェバー
「オーストラリア人だから、メルボルンで開幕戦がおこなわれるのはすごく楽しみだよ。冬の間にずいぶんテストして、色々なことが見えてきた。アルバート・パークを走れば、さらに状況がはっきり判るだろう。天気のこともあって、きっとたいへんなレースになると思う。大きな役割を果たすタイヤについても、収穫があったよ。初めて出場した2002年以来、メルボルンではろくなことがなかったから、今度こそ流れを変えたいね。好成績を挙げて、実力を示したい。これまでにないほど順調にオフシーズンを過ごせたので、ぜひこの調子で開幕を迎えたいよ」。
◆セバスチャン・フェッテル
「誰でも知っているとおり、オーストラリアは特別なレースだから、とにかく楽しみだよ。冬の間も忙しかったけれど、クリスマス前後はゆっくり過ごすことができたよ。それで2月からは、いいリズムで開幕準備を進めてる。去年は最高の結果を残せたけど、いよいよ新しいマシンで新しいシーズンに突入するんだ。またゼロからのスタートさ。テストも十分にこなせたから、きっといいレースができるだろうね」。
◆ポール・モナガン (カー・エンジニア主任)
「やぁ、エイドリアン。メルボルンのレースに向けて、ピレリはハード(プライム)とソフト(オプション)タイヤを用意した。ハードは性能と耐久性のバランスを考えたもので、ソフトは長持ちしない代わりにグリップが高い。レインとインターミディエイト※という2種類の雨用タイヤは、テストのときと同じものだ。キャンバー、トー、空気圧とも、いつもと同じ範囲でいくことになっている。好天に恵まれることを祈っている」。
【翻訳:Shigehiro Kondo】