オリジナル リリース-ピレリ【オーストラリアGP(土)】
フェッテルがメルボルンの最速タイムを更新!
2011年3月26日 メルボルン
昨年の世界チャンピオン、セバスチャン・フェッテルは、メルボルンで初めて使用するピレリ・タイヤで、過去15年間の最速となる1分23秒529というタイムでポール・ポジションを獲得した。これは1年前に自らマークしたポールタイムをコンマ4秒上回るものだ。
予選10位までに入ったほかのドライバー同様、フェッテルも黄色位マークが付いたソフト・コンパウンドのピレリPゼロを使用した。マクラーレンのルイス・ハミルトンが2番手につけ、マーク・ウェバー(レッドブル)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)と続いた。フェッテルは後続をコンマ8秒引き離し、ピレリ製ソフト・タイヤの性能を証明した。
予選の前半では多くのドライバーがハード・タイヤを選択していた。これはオーストラリアGPのプライム・タイヤに指定されているものだが、全員がその後ソフトに履き替えてベスト・タイムをマークした。これは短時間に優れた性能を発揮するようにデザインされたもので、タイムはハードよりもおよそコンマ9秒速かった。
◆ポール・ヘンベリー (ピレリ・タイヤ テクニカル・ディレクター)
ピレリ・タイヤ、モータースポーツ・ディレクター、ポール・ヘンベリーのコメント
「予選は見ごたえのある内容で、メルボルンの最速タイムを更新してPゼロ・タイヤの性能を証明した。アルバートパークは難コースとして知られているが、比較的低い気温にもかかわらず、ピレリ・タイヤの優れた性能が証明された。明日のレースも、きっと素晴らしい内容になるだろう」。
【翻訳:Shigehiro Kondo】