F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ダニエル･リカルド
フリー走行1=12位
「地元で忙しかったメルボルンほどのプレッシャーはなかったよ。落ち着いて走ることができたし、予定通りのプログラムをこなしたんだ。オーストラリアの時と同様、基本的なセッティングのマシンでコースに出た。KERS（ブレーキング時のエネルギーをチャージして、推進力にするシステム）を使用する場所やセッティングのデータを集めて、チームに貢献できたと思う。最初の半時間は路面が汚れていたけれど、もちろんだんだんよくなっていはずさ。ここを最後に走ったのは2006年のフォーミュラBMWだから、ずいぶん前だね。コースは憶えていたけれど、あの時よりタイムが30秒も速くなってるよ」。

◆ハイメ･アルゲルスアリ
フリー走行1=13位 / フリー走行2=10位
「午後は朝よりマシンの状態が格段によくなって、多くの周回を重ねて、まずまずのタイムをマークすることができたんだ。天気にもよるけど、とにかく重要なレースに向けて準備を進めていきたいね。予想通り、セパンではタイヤがレースの流れを左右するはずだから、ロングランを重視してリヤタイヤの状態をよくしていきたい。全体に満足できる内容だったけど、まだ自分自身もマシンも実力をすべて出したとは言えないね。暑さには慣れていくはずさ。水分補給をしっかりやっておけば、問題ないよ」。

◆セバスチャン･ブエミ
フリー走行2=18位
「今日は1回しか走れなくて、その内容もよくなかったんだ。短い走行で走れたデータを元に、マシンの状態を改善していきたいね。新品のソフトタイヤを履いてタイムを出そうとしていた周に、イエローフラッグが出たから、タイムは本当の力を反映しているとは言えないよ。ここではタイヤの消耗が激しくなると予想していて、実際にオーストラリアとはずいぶん違っていたよ。しかし、まだ結論を出すのは早いだろうね。明日は改善されるはずだから、様子を見たい。もちろん暑かったけれど、なんとかなるはずさ」。