F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆セバスチャン･ブエミ
フリー走行1=9位 / フリー走行2=12位
「午前中のセッションは上手く行ったよ。コンディションが十分ではなさそうだったから、インターミディエイト･タイヤ（ドライとレインの中間のタイヤ）は使わなかったけれど、レイン･タイヤでかなり多くの周回をこなしたんだ。少なくとも、レイン･タイヤがどう作動するのか分かったから、日曜日に雨が降っても、どうするべきなのかは分かってるよ。このことを除けば、僕たちにとって生産的な1日で、いくつかの異なるセットアップの変更も試せたし、今日やり遂げた仕事にはすごく満足してるんだ。だけど、もちろん、今日は単なる金曜日に過ぎないから、データを注意深く調査する必要があるし、最初の3レースで見られたようなパフォーマンス･レベルを維持していきたいね。僕が試したタイヤの比較から見ると、二つのタイヤの違いはいつもより小さいみたいだけれど、明確に結論を出すにはまだ早すぎるね」。

◆ハイメ･アルゲルスアリ
フリー走行2=14位
「今日はマシンにいい感触を持てなかったから、明日に備えてやるべき作業はたくさんあると思う。だから、残りの週末に向けてよりよいセットアップを見つける作業に集中する必要があるんだ。何をする必要があるのかを分析するために、データを見てみるつもりだけど、問題がどこにあるかについては、良いアイデアがあるし、エンジニアは何をすればいいのか分かっているって確信してるよ。今日はチームメイトとは、違ったセットアップで走ったし、少なくとも研究するべき多くのデータが採れたんだ。タイヤの比較をやったけれど、ハードタイヤに施した変更は、一貫して機能していたから、良さそうだね。前の数レースよりも、オプションとプライムの間で大きな違いはなかったよ。二つのコンパウンド間のバランスは、改善されているみたいだね」。

◆ダニエル･リカルド
フリー走行1=8位
「イスタンブールのトラックを走ったのは初めてだったけれど、起伏に富んでいるし、違った種類のコーナーがいくつもあって、ドライバー達が何故このサーキットに夢中なのかが分かったよ。コンディションは理想的なものではなかったけれど、楽しめたよ。ウエットの中で走るのは、冬のバルセロナ･テストで何ラップか経験して以来で、今回が2回目だったから有益だった。ウエットの中で自信を持てたし、快適に感じられたよ。エクストリーム･タイヤでしか走らなかったんだ。インターミディエイト･タイヤを使うことも考えたんだけど、トラック上はかなり水浸しだったからね。2回目の走行の前に、いくつかセットアップ変更をして、トラックはそれまでより濡れていたけれど、タイムを改善することができたんだ。だから、この情報が午後に向けて役に立つことを期待してるよ」。