F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆セバスチャン･ブエミ
グリッド=16番 / 決勝=9位
「全体的に、僕自身のペースにはすごく満足してるし、あれ以上のことはできなかったと思う。だけど、残り2周で2つポジションを失ったのは事実だし、それがなければ7位でフィニッシュできただろうね。ただ、タイヤから物凄いバイブレーションが出て、それ以上ステアリングをホールドしてられなかったんだ。これはタイヤの磨耗が原因じゃなかったよ。今までになかったことだから、何が起きたのか、よく分析しなければならないよ。それでも素晴らしいレースだったし、何回もオーバーテイクして、懸命に戦ったよ。16番手からポイントを獲得したのも嬉しいことの1つだね。ここではピットストップでロスする時間がそんなに無いのはハッキリしていたけど、3回だけのピットストップをすることに決めたから、面白いシチュエーションだった。マシンの改良は続けてるし、追加のパーツも導入されるから、今後の数レースはポイントをかけて争っていけることを期待してるよ」。

◆ハイメ･アルゲルスアリ
グリッド=17番 / 決勝=16位
「いつものように、最初から懸命にプッシュしてベストを尽くしたよ。だけど、特に最終スティントでタイヤに酷いバイブレーションが出て、それに苦しめられたんだ。それが原因で、オーバーステアが酷くなっちゃったし、終盤で新品のタイヤに交換するために、4回目のピットストップをする羽目になったんだ。チームメイトがどうしてそのことで僕より苦労していなかったのかが理解できないよ。だから、データを調べる必要があるし、理由を見つけないとね。次のレースはバルセロナだ。僕のホームレースだから、もちろんすごく重要なレースだよ。昨年ポイントを獲得したことも含めて、バルセロナでは良い思い出がたくさんあるんだ」。