F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ダニエル･リカルド
フリー走行1=12位
「冬季テストの時は濡れた路面をスリック･タイヤで一度走っただけだから、それよりもワールド･シリーズや、そのほかのカテゴリーでここを経験したことのほうが役に立ったと思う。よく知っているサーキットは今回が初めてだったから、最初からまずまずのタイムを出すことができたんだ。走行は順調だったし、ピレリからソフト･タイヤを1セット多く供給されていたことも、ありがたかったね。ブレーキング時のバランスといった、細かい点で効果のある機械的なバランスの向上を意識して走ったんだ」。

◆セバスチャン･ブエミ
フリー走行2=13位
「気温が高くて、タイヤの状態が違ってタイムが遅くなってるから、冬季テストの時とはまったく違う状況だったよ。1セッションだけの走行だったけど、周回数は伸びたし、多くのデータを集めることができたよ。今夜はじっくり時間をかけてその検討をおこなうことになるだろうね。今日、みんなが苦労していたのはオーバーステアと2種類のタイヤの違いが、たぶんこれまででいちばん大きかったことじゃないかな。明日から新しいエンジンを使う予定だから、タイムは伸びるはずさ。予選の見通しは明るいよ」。

◆ハイメ･アルゲルスアリ
フリー走行1=18位 / フリー走行2=15位
「午前中に走行時間をロスしたのは残念だけど、午後は最後にハード･タイヤで好タイムを出すことができたよ。コースが混雑していなければもっとペースを上げられたところだから、今後の展開が楽しみだよ。マシンが進化しているし、コンディションがまったく違っていたから、2回の冬季テストは、あんまり参考にならなかったよ」。