F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆マーク･ウェバー
「カナダで好きなのは、ファンがとてものどかにレースを観戦して、独特の雰囲気を醸し出してくれることなんだ。公道サーキットのレイアウトと低いダウンフォースのおかげで、追い越しのチャンスが多いし、レースはいつも面白い展開になるんだ。モントリオールではサーキットを離れてもGPをやっているというムードが街に溢れてるし、すごく楽しい気分になる。これまでのサーキットとは空力設定がまったく違うから、どのチームにとっても新しい挑戦になるけど、RB7はきっと高い戦闘力を発揮してくれるはずさ。去年はフロントローに並んだけど、まだ決勝ではレッドブルらしい成績を残してないんだ」。

◆セバスチャン･フェッテル
「カナダのコースは中州の島にあって普段は公道として使われてるから、ほかのサーキットとずいぶん違うんだ。いつもはレース専用として使われていないという点では、オーストラリアのアルバートパークに少し似てるかもしれないね。アスファルトの表面がなめらかだから、滑りやすくてタイヤの消耗もすごく激しいけど、レースをしていて楽しいサーキットでもあるんだ。雰囲気が最高で、ファンも特別だから、当然いつも盛り上がるよ。北米を訪れるのは一度だけだし、街は綺麗だから、楽しみなイベントのひとつなんだ。レースのために1週間を過ごすには最適の場所と言えるだろうね。すごく楽しみだよ」。