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オリジナル リリース-ピレリ【イギリスGP(土)】

【イギリスGP フリー走行3 / 予選】
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ウェバーがピレリとともにポールを獲得、ディ・レスタが地元で輝きを見せる

2011年7月9日、シルバーストン

レッドブル・レーシングのマーク・ウェバーが1分30秒399でスペインGPに次いで今季2回目のポールポジションを獲得しました。彼にとってはキャリア8回目のポール獲得で、レッドブルの予選圧勝は今回も途切れませんでした。

昨年のイギリスGP勝者であるウェバーは、変わりやすいコンディションの中で行なわれた予選で、ピレリのPZeroイエロー・ソフト・タイヤで最速タイムを記録しました。

金曜日に1日中降り続いた雨に続き、土曜日も天候は不安定なままで、気温19度、路面温度19度というコンディションとなりました。Q1では終了10分前までドライコンディションでしたが、その間にウェバーがPZeroシルバー・ハード・タイヤでトップタイムを記録していました。

Q2の開始までに路面はダンプ(湿った)状態となり、上位勢の多くはPZeroインターミディエイト・タイヤでコースインしました。しかし路面が乾いていくにつれてドライバーたちはPZeroイエロー・ソフト・タイヤへと交換していきました。セッション終了直前に次々とタイムが更新され、Q3進出をかけた争いが白熱しました。

Q3の開始時点では路面はドライとなり、各ドライバーはPZeroイエロー・ソフト・タイヤでまず保険をかけるためのタイムを出しに行きました。レッドブルの2人がトップに立ち、ウェバーがベッテルの前に出ました。

残り2分となったところで再び雨が降り始め、これによって上位勢の順位は決まりました。特筆すべきは自己最高位の6位を得たフォースインディアのポール・ディ・レスタ(中国GPでの予選8位を更新)と、こちらも自己最高の7位を得たウイリアムズのパストール・マルドナド(モナコでの予選8位を更新)です。両者ともPZeroイエロー・ソフト・タイヤでタイムを記録しています。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「これまでのところ全く予測不可能な展開となっており、目が離せない状態が続いています。変わりやすい天候のため予選までにドライでの走行がほとんどできておらず、予選でも非常に少ないチャンスを掴んでタイムを記録せねばなりませんでした。ウェーバーは、最終的に適切なタイミングでタイヤを最大限に活用しました。そしてそれは明日も成功のカギになるはずです。天気予報では今日よりもドライになるはずですが、何が起こるか分かりません。PZeroシルバーとPZeroイエローについてはシルバーストンのレースコンディションでのデータがほとんどありませんから、なおさらです。レース戦略が非常に重要になるでしょう。予選で素晴らしい活躍を見せたディ・レスタやマルドナドのようなドライバーに、その結果をさらに好結果へ繋げるチャンスが巡ってくるかもしれません」。

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