F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ブルーノ･セナ
グリッド=15番 / 決勝=15位
「タフなレースだったよ。1周目はかなり良かったけど、そのあと、酷いタイヤの摩耗に苦しめられたんだ。上手くラップをまとめようと懸命にプッシュしたけど、タイヤを気遣ってブレーキバランスを調整して、リヤタイヤの摩耗ののことも考えないといけなかったんだ。ソフト･タイヤを履いた時には、スーパーソフト･タイヤを履いた時の様な、グリップがなかったんだ。そのあと、トラックで1番の低速コーナーのヘアピンに進入したとき、ホイールがロックして壁に当たってしまったんだ。それで、僕のレースはすごく難しくなってしまったんだ。タイムを大きくロスしたし、余計なピットストップをする羽目になったから。もう少しマシなレースができたかもしれないけど、できることはやったし、日本のレースについて考えることにするよ。日本では、R31の持つポテンシャルをもっと引き出せると期待してる」。

◆ヴィタリー･ペトロフ
グリッド=18番 / 決勝=17位
「今日のレースは忘れないとね。スタートしてすぐに、KERS（運動エネルギー回生装置）にいくつか問題が起きて、ラップ毎にコンマ数秒を失う羽目になったし、オーバーテイクするのも難しくなってしまったんだ。そのあと、タイヤの挙動が悪くなってきて、マシンがオーバーラップし始めたんだ。少しスローダウンしないといけなくなって、タイヤの内圧も下がっていったんだ。どうして、この手のサーキットでマシンが上手く機能しないのか、みんなで理由を調べないといけない。今日はいつも通りのレベルでマシンは機能してくれなかったけど、最後の5レースは全てR31がもっと上手く走れるサーキットだよ」。