F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ヴィタリー･ペトロフ
グリッド=10番 / 決勝=9位
「僕は、ミディアム･タイヤでスタートしたんだけど、周りの連中はソフト･タイヤを履いていたから、スタートでは、ポジションを維持するためにできるだけのことはやったんだ。ホイールスピンにかなり苦しめられてたから、スタートはあのタイヤにしては、すごく素晴らしいスタートだったんだ。ソフト･タイヤを履いていたら、ポジションを上げることができただろうね。レース中は戦略がどうに機能しているのか把握するのが難しかったし、周りのソフト･タイヤを履いた連中と最初の2スティントを戦うのは、チャレンジングだったよ。フォース･インディアの前でフィニッシュするのが目標だったけど、最終的に、それを達成することができた。レース終盤に向けてソフト･タイヤを履いた時には、物凄くグリップしたから思わずにやけてしまったんだけど、そこからは激しくプッシュしたんだ。そのあと、何台のマシンをオーバーテイクしたのかわからない。セルジオ（･ペレス）がはるか前を走っていたのが残念だね。これから韓国に向かうし、またトップ10圏内でのフィニッシュを目指すよ」。

◆ブルーノ･セナ
グリッド=9番 / 決勝=16位
「僕としては、良いポジションからスタートしたのに、残念なレースになってしまったよ。ヴィタリーが2コーナーで僕を押し出してきて、リカバリーするのが厳しくなったんだ。レースの残りの部分では、トラフィックの問題に多く遭遇してしまったし、タイヤも、かなり早く摩耗していったんだ。今週末のレースからは、色々と学ぶことができたと思う。昨日の予選の前は、時間が限られているにもかかわらず、Q3に進出することができたし、3日間にわたってシンガポールの時よりも強かったと思う。韓国ではポイント圏内に戻れると期待してるよ」。