F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ニック･ハイドフェルト
グリッド=15番 / 決勝=8位
「最初に、ヴィタリーが無事でうれしいよ。骨折も、傷もないのはいいニュースだよ。彼は力強いポジションにいたし、事故が起こってしまったのは不運だった。僕のレースは、スタートはよくて、もう少しでフォース･インディアの1台を捕らえられるところだったけど、残念ながらポジションを上げることはできなかったんだ。セーフティ･カーが出たときに、僕はピットに連絡するのが遅れたんだけど、何とかピットストップを行って、それが間違いなく僕の助けになったんだ。難しい週末だったけど、予選でのポジションを考えると、4点を取れたのは、チームにとって良かったと思う」。

◆ヴィタリー･ペトロフ
グリッド=10番 / 決勝=リタイヤ
「まず、僕のファンや彼らが祈ってくれたこと、サーキットの医療チーム、身的な病院の救助、そして心配してくれたチームのみんなに感謝したい。すごく大きな衝撃だったし、クラッシュのあとは、足の感覚があんまりなかったんだ。動くのが難しかったし、コクピットの中で足がはさまってたから、僕をマシンから移動させたのは、ベストな救助方法だったと思う。気を失うことはなかったけど、マシンの中にいたときに、すごく強い痛みを感じたんだ。良いスタートをきって、2つポジションを上げていたから残念だよ。ピットストップのあと、小林可夢偉の後ろでつっかえてしまったんだ。彼はかなり遅かったから。エイドリアン･スーティルがかなりアグレッシブにポジションを守ろうとしてたけど、このトラックでの追い抜きはすごく難しいから、慎重に走っていたんだ。そのあとで、事故に巻き込まれたんだ。今週末は、何ポイントか獲得できただろうから、すごく残念だよ。今は、モントリオールのレースを楽しみにしてるよ。予選の問題を解決する必要があるけど、いつもは僕たちのレースペースはかなりいいし、いい結果を出せるんじゃないかな」。