F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ニック･ハイドフェルト
フリー走行1=15位 / フリー走行2=8位
「新しいエギゾーストと、ディフューザーを試すことができたから、二つのセッションは僕たちにとって重要なものだったんだ。テクニカルな問題が起きることもなかったし、計画されたプログラムをほとんどこなすことができたから、次にどこに進んでいくのかを決めることができる。新しいパーツを評価する作業を行っていたから、いつもよりもマシンのバランスを改善する作業が少なくなってしまったんだ。新しいエギゾーストやフロアから、できる限り多くを学ぶ作業に没頭していたから、普段やってる燃料を多く積んで走るロングランもしていないんだ。かなり涼しかったけど、ピレリのソフト･タイヤはすごく上手く温まってくれていたから、この点に関しては問題ないし、二つのコンパウンドの間の差も、いつも通りのものだったよ。天候がどうなるのか様子を見て、これから新しいフロアで何ができるのか調べる作業がたくさんある。今日がドライ･コンディションだったのはよかったけど、今後2日間の天気予報はよくなさそうだね」。

◆ヴィタリー･ペトロフ
フリー走行1=11位 / フリー走行2=9位
「今日の作業には満足してるよ。空力テストをたくさんこなせたし、いくつものセットアップ作業にも取り組んだんだ。このサーキットで走るのは初めてになるから、サーキットを知るための時間や、どのようにドライブするのか理解するための時間がいくらか必要だったんだ。2回目のプラクティスでは、ラジエイターのオイル漏れが起きて、少し時間を失って、走行が妨げられてしまったけど、セットアップの面では、上位のマシンからそれほど離されてはいないよ。ソフトタイヤは、前に経験したものよりもグリップが増していたんだ。全体的に、進歩には満足してるよ」。