F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ヴィタリー･ペトロフ
フリー走行1=22位 / フリー走行2=24位
「FP1は、トラックがかなり濡れてて難しかったし、マシンに搭載した新しいパーツがどう機能しているか把握することが大変だったよ。かなり濡れてたセッションの序盤でも、トラックが乾いてきた時でも、インターミディエイト･タイヤ（ドライとレインの中間のタイヤ）のグリップは良かったよ。全体的に、午前中のセッションはスパではいつものことだったし、問題はなかったね。午後のセッションでは、インターミディエイト･タイヤ向けのセットアップを評価して、マシンはそんな様な状況の中でも上手く機能してたんだ。マシンのハンドリングに満足してるし、今日と同じようなコンディションで、またドライビングできたらうれしいね。スリックタイヤを履いて、午後の最初の走行に出ていくときに、最初の1周目の高速コーナーでステアリングに違和感を感じたんだ。だから、ピットに向かったんだ。チームにそれを直してもらうためにピットに戻ったわけだし、僕にとっては、ピットに留まることに意味があったよ」。

◆ブルーノ･セナ
フリー走行1=23位 / フリー走行2=17位
「最初のプラクティス･セッションは、コースアウトしてしまって、早めに切り上げざるを得なくなって、残念なセッションだったけど、午後は多くの時間をトラック上で過ごすことができたから、満足してるよ。難しいコンディションだったけど、2回目のセッションはすごく生産的だったんだ。マシンの方向性を理解するのに重要な、ドライでの走行もいくつか行うことができたよ。ピットストップや、ピットから出る練習もできたし、手順に慣れることができたんだ。たくさん走行距離を稼げたから、午前中のロスを取り戻しているところだよせ。一つ、確かなことは、明日マシンに戻れる事に興奮しているってことさ」。