F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆ヴィタントニオ･リウッツィ
グリッド=24番 / 決勝=リタイア
「自分のホームレースをすごく楽しみにしていたんだ。厳しいレースになるのは分かっていたけど、あまりに早く終わってしまったよ。良いスタートを切って、ヴァージンの2台、ロータス勢、それからダニエルをもパスしたんだ。更なるオーバーテイクを狙っていったんだけど、締め出されてしまったんだ。芝生に出て、一旦スローダウンしようとしたんだけど、マシンのコントロールを完全に失って、残念なことにほかのマシンにヒットしてしまったんだ。この事故でリタイヤせざるをえなくなってしまった（ニコ･）ロズベルグや（ヴィタリー･）ペトロフ、そのほかのドライバーには本当に申し訳なく思う。だけどど、もう過ぎたことだし、僕たちはファイターだ。次のレースに目を向けないとね」。

◆ダニエル･リカルド
グリッド=23番 / 決勝=リタイア
「最悪なレーススタートになってしまったよ。いくつかの理由でマシンがアンチ･ストールモードに入ってしまって、3速がつまってエンジンが止まったんだ。リスタートできなかったし、ピットにマシンを戻さないといけなくなったよ。メカニックたちがエンジンを再始動してくれてトラックに戻ったけど、エンジンの温度が上がって、ピットから問題をチェックするから戻って来いと言われたんだ。これのせいで、またレースに復帰するまでにさらに間時間をロスしてしまったんだ。レースに復帰してすぐにトラフィックに捕まってしまったから、リズムが上手くつかめなかったんだ。だけどど、レース終盤の第2スティントでは、少なくとも2〜3周良いラップを走ることができたし、いくつかデータも得られたんだ。何にもないよりはマシさ。シンガポールでより良い結果を残すために、プッシュし続ける必要があるね」。