オリジナル リリース-ING・ルノー・F1・チーム
INGルノー・チームにとって実に残念なハンガリーGPとなった。フェルナンド・アロンソは、レースをリードしながら早々にリタイアを喫した。チームメイトのネルソン・ピケは12位でゴールした。4週間後はバレンシアのヨーロッパGP。チームは同時に、フィリッペ・マッサの早期回復を願っている。
◆フェルナンド・アロンソ リタイア
「表彰台を狙っていたので残念。スタートはうまくいった。クルマは最初のスティントでとても速かった。でも、最初のピットストップの右前輪の装着で問題が出た。ピットを出た時に、酷いバイブレーションが出たんで、タイヤがパンクしたのかと思った。でも、ふたつかみっつ先のコーナーでタイヤが外れてしまった。なんとかピットに戻ってタイヤを付けなおしたけれど、フュエルポンプにもトラブルがでてリタイアすることにした。チャンスを失ってとても残念。でも、こういうことはレースでは起きるからね。いいことだけを考えるよ。今週末のクルマは凄くよかった。次のバレンシアでは、必ずいいところを見せるよ」。
◆ネルソン・ピケ 12位
「スタートはものすごくうまくいって5〜6台を追い抜くことができた。でも、常に誰かに行く手を阻まれてしまった。作戦的にもうまく当たらなかった。前にクルマがいなくてクリーンエアの状態で走れていたら、もっといい結果だったと思う。でも、クルマは、アップデイトパーツを組み込んで、とてもよくなっていたんだ」。
◆パット・シモンズ技術責任者
「週末の最後は、期待できただけにとてもガッカリすることになってしまった。2周目に、フェルナンドのフュエルポンプのトラブルが出て、それをリカバーするのに時間を取られてしまった。運悪くタイヤフィンティングの問題も出た。不幸にも、燃料ポンプのトラブルでリタイアせざるを得なかった。ネルソンは、常に難しい状況におかれながらプッシュし続けていたけれど、ポイント圏内には入れなかった」。