リリース-ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス【バレンシア・テスト初日】
2011年用のマシン、MP4-26は金曜日の公開を予定しているが、今週3日間にわたるバレンシアでのテストは、昨年のMP4-25を使用して、ピレリのタイヤの開発に焦点を当てる。
◆ゲイリー・パフェット(テスト・ドライバー)
「今日、マシンを走らせたのおかげで、ピレリのタイヤの挙動を理解することができたよ。タイヤは、昨年アブダビで走ったときとは違っていたし、シーズンが始まるまでに、さらに変化するだろうね。今日は、タイヤを理解することが全てだったんだ。良いベースラインを確立したし、いくつかロングランを行ったよ。幸いにも、アブダビで起きた摩耗の問題は、確実に良くなったよ。擦り切れの具合はましになっていたし、タイヤの問題も少なかったんだ」。
「タイヤがどのような状態になるか、またバランスがどう変化するかを理解することは有効だよ。ミディアム・タイヤが一番長持ちしてて、スーパーソフトが最も持たないみたいだね。でも、それこそがタイヤに求めていることなんだ。レースが始まったら、様々な戦略を引き出すことになりそうだよ」。
テスト2日は、ルイス・ハミルトンが担当し、新しいピレリのタイヤを理解るためのプログラムを引き続き行う。
【翻訳:Akiko Samesima】