F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆アレキサンダー･ロッシ
（20歳/アメリカ出身/2011年 ワールドシリーズbyルノー3.5=3位）
「午前中のセッションでは、まずマシンに慣れることからスタートしたんだ。GP2から大きくステップアップしたのは間違いないし、T128 をドライブしてみて、自分のやり方を見つようとしたんだ。マシンのセットアップはすでに仕上がってたから、すぐに快適さを感じられたよ。そのあとは、2012年に向けたダンパーに関する作業に集中的に取り組んで、色々なバリュエーションで走行したんだ。それから、マシンのリヤにいくつか変更を加えて、2012年仕様のピレリ･タイヤで走ったんだ。午後のセッションでは、何度かパフォーマンス走行を試したけど、完全には満足してないんだ。初日のセッションはポジティブだったけど、もっと色々やれたと感じてるし、マシンにはまだ引き出せていないポテンシャルがあるんじゃないかと思うよ」。

「長い時間、マシンに乗れて本当によかったよ。1日のテストの間に、これだけたくさんのことを学べてたことに驚いてるんだ。ブリーフィングや結果報告のセッションに参加できたのも、すごく大きかったね。GP2から物凄くステップアップしてるし、本当に価値のある1日だったよ」。

「マシンをドライブできて本当に楽しかったし、今回のマシンとチームは本当に特別だったよ。メカニックやエンジニア、それからチームのみんなと深い関係を築けたから、ドライバーとして、チームと一緒に働くことができて、本当に素晴らしかったね。チームと、個人的なレベルで付き合って、関係を築くということは、本当に重要なんだと理解できたよ。素晴らしい1日だったし、マシンに乗って、経験を積めたことに満足してる。またチャンスはやってくるはずさ」。