F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「十分に優勝を狙えるポテンシャルがあるよ。スタートがあんなに悪くなければ、今回も勝負できたはずだから、すごく嬉しいよ」。

「フロアパネルの状態がどうなっているのか判らなかったけれど、感触は問題なかったんだ。レースが終わってから見てみると、かなりひどそうだったから驚いたよ。マシンを労わりながら走って、ゴールまでたどり着けたのがなによりだね」。

「体力的には、これまでにないほど楽なレースだったといえるだろうね。いままでで最高の体調だから、厳しい次のマレーシアが楽しみだよ」。

「次のレースでどんな結果をだせるか、早く見てみたいね。エンジニアには改良のアイデアがあるみたいだから、実際に試すときが待ち遠しいよ」。

◆ジェンソン･バトン
グリッド=4番 / 決勝=6位
「スタートは悪くなかったから、ヴィタリー（･ペトロフ）にイン側から並ばれてビックリしたよ。そのままアウトへ押し出され、加速が鈍ってフェリペ（･マッサ）にも押さえ込まれてしまったんだ。相手は遅いのに追い越しが難しくて、最悪の展開だよ。おかげでこっちはまったくペースを上げられなかったんだから」。

「ターン11でアウトから前へ出で抜こうとしたけれど、信じられないほど深く突っ込んできて、また外側へラインを外してしまったんだ」。

「ドライブスルーのペナルティを受けたあと、追い上げる時はレースを楽しめたけれど、できればもっと良い結果を残したかった。ルイスの好成績がせめてもの救いだよ」。

「マシンの戦闘力は高いし、今後の見通しも明るい。マレーシアには新しいパーツが届くけど、まだまだ開発作業は続きそうだよ」。

「今回も内容はすごく良かった。もっとポイントを取れなかったことだけが残念だね」