F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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リリース-ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス【ヨーロッパGP(木)】

【ヨーロッパGP プレビュー】
こちらはマクラーレンのオリジナルリリースを元に[STINGER]が製作したリリー
スですが、内容はオリジナルのものと同じです。
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◆ジェンソン・バトン
「チームとしては、過去2戦で、最大限のポイントを獲得して、相当の勢いがついてきたね。チームは1集団として、かなり機能しているから、また決意と野心を活かせるよう期待して、来週末のバレンシアに向かうよ」。

「バレンシアは市街地サーキットだけど、モンテカルロやシンガポールのような市街地のトラックとは全く違うよ。公道サーキットとしては、比較的高速なんだ。カーブの先端にかなり厳しい壁に囲まれた低速コーナーがいくつかあるけど、高速の方向転換や長い直線もあるから、セットアップの点では面白い場所だよ。完璧にダウンフォースに頼るようなものではなくて、バランスが取れているから、僕らのパッケージに合っているはずさ」。
「バレンシアは、イギリスでの2つの重要なイベントで、僕らのホームレースのシルバーストンと、その前のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード前の、最後のレースでもあるんだ。どちらも、イギリスのファンが大挙して来るイベントだよ。ワールド・チャンピオンとして、両方のイベントを楽しみにしているんだ。シルバーストンは、信じられないような経験になるだろうし、グッドウッドでは、アラン・プロストの由緒あるマクラーレンMP4/2Cを運転するという、子供のころの夢がかなうしね。時々、自分がどれほど、ツイているか信じられなくなるよ」。

◆ルイス・ハミルトン

「バレンシアでのレースが本当に待ち遠しいよ。昨年は、そこで攻撃的な素晴らしいレースをしたけど、過去2シーズンは2位でフィニッシュしているから、仕事をやり残したような気分なんだ」。

様々なサーキットがあることは、チャンピオンシップのために良いことだと思う。カナダの速くて流れるような市街地コースから戻ってきたばかりで、次はバレンシアの狭い市街地トラックに向かう。それから、来月は、1年間で、最速のトラックの1つで、素晴らしい歴史を持つサーキットのシルバーストンに行く。ドライバーとしては、こういう多様性のために、レースが、エキサイティングで予測不可能なものになるから、みんなが本当に求めているものだ。

最近のいくつかのGPでは、素晴らしいレースをした。ここでも良いレースをできたら、スペインのファンにとって最高だろうね。これまで、あまりオーバーテイクを見たことがないサーキットだけど、今年は、違うかもしれない。グリッドが狭くて、先週のモントリオールではあちこちでバトルが繰り広げられたから、今年は、拮抗したエキサイティングなレースになるかもしれないよ」。

【翻訳:Akiko Samesima】
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