オリジナル リリース-ヴァージン・レーシング【ヨーロッパGP(木)】
【ヨーロッパGP プレビュー】
◆ティモ・グロック
「今週末のバレンシアを本当に心待ちにしているよ。かなり楽しいトラックだし、去年ここで、最速ラップを記録したから、バレンシアについては良いことばかりなんだ。壁に囲まれた速い直線となると、簡単に難しい状況にはまってしまうから、ちょっとモナコみたいで、常に注意を払わなければならないサーキットなんだ。ここはとても暑いかもしれないけど、今年はレースが少し早い時期に開催されるから、気温は涼しめのハズだよ。カナダは、マシンのセットアップとタイヤ管理の観点から、厳しい週末だったから、今週末は、もっとスムースに行けばと思うよ。いつものように、僕たちの目標は新規チームのベストになれことさ。直近のライバルたちにチャレンジするよ」。
◆ルーカス・ディ・グラッシ
「ヨーロッパに再び戻ってきて、ファンが全員とても応援してくれるスペインに来れて、すごく嬉しいよ。ここでは、前にGP2でレースをしたけど、F1のマシンで初めて走るから、とても楽しみまんだ。準備のために、シミュレーターで作業をして、マシンのセットアップに役立つ新しいパーツを持ち込む。モントリオールは僕たちにとって、厳しいレースだったけど、結局、任務を果たすことができた。今週末は、問題が少ないことを願うし、良い週末のスタートを切って、最後には新規チームの中でベストなポジションを争いたいね」。
◆ジョン・ブース チーム代表
「カナダでの経験は面白かったが、次の6レースに向けて良いリズムを作り上げて、同じタイムゾーンに留まれるヨーロッパに戻って来れて嬉しい。長期のレース後の、いつもの建て直しの課題を除けば、カナダ以来、ひと休みする時間が実際あったので、過去の数レースを振り返り、これからに備える良い機会になった。ほとんどシーズンも中盤に差し掛かっているとは信じがたいが、もちろん、数週間以内には楽しみなシルバーストンでのホームレースが控えている。ヨーロッパ・ラウンド・パート2を迎えるにあたり、調子は良く、今週末のバレンシアで良いスタートを切れるよう、うまくやりたい」.
◆ニック・ワース テクニカル・ディレクター
「私たちはヨーロッパに戻り、チーム全体が、バレンシアから性能を大きく前進させるために、準備を整えている。マシンのパフォーマンスを上げる必要がある個所について懸命に作業していて、長期開発プログラムの成果である、技術的パフォーマンスのパーツをいくつかトラックで披露する予定だ。コンピューター上でもR&Dテストでも、研究の全側面で、かなり良い前進を遂げたとようなので、マシンの挙動を助け、ラップタイムを伸ばすことを期待している。今回のレースの目標は、シルバーストンで持ち込む新しい空力パッケージより先に、それを体験することだ。いつも通り、スムースで信頼性が高い週末になることにも焦点をあてる予定だ」。