オリジナル リリース-ロータス・F1・レーシング【ドイツGP(木)】
◆ヘイキ・コバライネン
「ドイツはいつも良いレースになるんだ。ホッケンハイムはかなり暑くて、ファンのおかげで、サーキットの辺りは素晴らしい雰囲気になる。スタジアム・セクションは、ホーンが鳴って、旗が振られ、まるでサッカー・スタジアムか何かにいるようで、面白いよ。それもあって、観客にとっては、すばらしい観戦場所になっているし、ドライバーにとってはクールだ。ファンがみんなスタンドにギッシリ入っているのが見えて、本当に素晴らしいよ」。
「サーキットそのものは、かなり良いね。長い直線の終わりのヘアピンでオーバーテイクができるけど、他にはあまり抜ける場所がないんだ。比較的、タイヤに厳しいサーキットで、過去には熱でタイヤに気泡が発生したりしたよ。でも、今年のタイヤでは、そんな問題はないはずだ。ブリヂストンはスーパーソフトとハードを持ち込むから、2つのタイヤには明確なパフォーマンスの差があると思う。週末に、それがどんな風に働くか見てみよう」。
◆ヤルノ・トゥルーリ
「ホッケンハイムには真の歴史があって、以前のトラックでは、セットアップ、ドライビング、そして細かいところまで全てきちんとやらなければならず、ドライバーは多くのことを要求されたんだ。だけど、今は、もっと普通のサーキットになっているよ。今のレイアウトも良いけれど、どちらかといえば、以前のレイアウトのほうが好きなんだ。昔、そこで、表彰台を獲得したし、何年も前には、ドイツF3選手権で優勝して、良い思い出が沢山ある。行けば必ず暑いし、ファンはとても熱狂的だ。彼らに素晴らしいショーを見せたいし、ロータスの実力を示したいね」。
【翻訳:Akiko Samesima】