オリジナル リリース-ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス【ベルギーGP(木)】
【ベルギーGP プレビュー】
◆ジェンソン・バトン
「ベルギーGPには、追いかける気持ちで入ることになるだろうね。ハンガリーではあまり状態がよくなかったから、チームは全員ができるだけ早く、またトップに立ちたいと思っているんだ」。
「ボディに関する規定が明確になって、上位チームの差は小さくなるだろうし、スパとモンツァはハンガリーよりウチのマシンに合っているから、見通しは明るいよ。肝心なのは、シーズン序盤の勢いを取りもどすことなんだ」。
「スパは本当に素晴らしいサーキットのひとつだから、いつもレースを楽しみにしているんだ。是非あのレースで勝ってみたいね。去年は坂を上りきったところでコースから押し出されて、良いレースができなかった。それだけに、今年はやる気じゅうぶんさ」。
「残るヨーロッパの2戦がタイトル争いを決定的に左右することはないと思うけど、シーズン終盤の遠征では新しいパーツを持ち込むのが難しくなるから、この2レースでできるだけ多くのポイントを獲得することが重要になるんじゃないかな」。
◆ルイス・ハミルトン
「工場を閉めてみんなが待望の夏休みを取れたのは良いことだけど、一方でまたタイトル争いにもどることを心待ちにしているよ」。
「インターバルの間は、残りのレースに向けて、どうやってマシンを改良してゆくべきかを考える絶好の機会になったんだ。これからの2戦に前向きな姿勢で臨むことはもちろんだけど、終盤戦に向けてもこれまで以上に強力な戦いをしていきたいと考えているよ」。
「去年はジェンソンも僕も、スパでは良いレースができなかった。ほとんど走らなかったようなものだし、ジェンソンはレ・コームでコースから押し出されてスピンして、その影響で僕もコースアウトしてしまったんだ。おかげで、ずっとガレージからレースを観ていたよ」。
「今年もスパには、ハンガリーでリタイヤした悔しさを抱えて乗り込むことになる。チームは原因を追求して、同じことが起らないようにできると確信してるよ」。
「スパは最高のF1サーキットで、何としても勝ちたい一戦なんだ。僕も全力をつくして、ベルギーではまた優勝争いに加われるようにしたい。また勝ち星を挙げて帰ることがてきれば、こんなに素晴らしいことはないね」。