F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆セバスチャン･フェッテル
グリッド=1番 / 決勝=1位
「今日は素晴らしい結果だったよ。特に、金曜日にチームにかなり多くの作業をさせてしまった後だったからね。チームのみんなには、今日の勝利で金曜日のことを忘れて欲しい。ガレージに入っていくと、チームのみんなは、僕が何も悪いことをしてないし、心配する必要はないっていいう印象を与えてくれたんだ。チームのみんなが懸命に作業をして、マシンを直そうとしてくれたよ。今回みたいなときには、それはすごく重要なことなんだ。チームと僕は親密だから、彼らがうれしくなかったり、モチベーションが上がらないとそれは僕もその影響を受けるし、その逆もありえるからね。だから、金曜日は少し後退したけど、彼らは僕を立ち直らせてくれたんだ。レースでは、最初のスティントはすごく良かったし、ギャップを築くことができたんだ。最初のスティントでリードしておけば、いつでも有利になる。終盤に、2回の短いスティントを走ったけど、これは正しかったみたいだね。今日は完璧な1日だった。この先のレースでは何が起こるのか分からないから、レースごとに勝利を掴んでいかなければならないんだ。僕たちが負けるときもあるだろうけど、ロスを最小限にする必要があるんだ。だけど、今日に関しては、チームにとって素晴らしい結果だったよ」。

◆マーク･ウェバー
グリッド=2番 / 決勝=2位
「2位を獲れて良かったし、3位でなくてほっとしてるよ。最後はフェルナンド（･アロンソ）といいバトルができたんだ。お互い、あんな時にはタイムを大幅にロスするんだけど、その影響はなかったし、最終的には彼を引き離せたからね。最初のピットストップでは、チームはタイムが落ちることを心配して、予想よりも早く僕をピットインさせたんだ。フェラーリも同じことを考えてたみたいで、その時から僕とフェルナンドの二人のレースになったんだ。あの時点で、僕はレース中何回もピットストップをする作戦に賭けたよ。セバスチャンにとってはいい勝利だったし、フェルナンドはすごく上手くドライブした。1-2フィニッシュはチームにとっていい結果さ。スタートではグリップがよくなかったけど、満足してイスタンブールを離れられる。今年で1番良い結果だからね」。