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リリース-ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス【ドイツGP プレビュー】

こちらはマクラーレンのオリジナルリリースを元に[STINGER]が製作したリリー
スですが、内容はオリジナルのものと同じです。

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◆ルイス・ハミルトン
「このサーキットを走った過去2回のレースは、どちらもいろいろなことが起こったね。2009年のシーズン序盤は苦戦を強いられて、工場のスタッフが問題の解決法を求めて昼夜慣行で働いてくれたんだ」。

「その結果はピットを離れたその周から感じられたよ。それまでとはまるで感触が違っていたんだ。予選上位からKERS(運動エネルギー回生システム)の威力もあっていいスタートが切れたよ。だけど、1コーナーに飛び込んだ瞬間、後ろのマシンに追突されてパンクしてしまったんだ」。

「2007年は豪雨になって、数周しただけでレインタイヤに交換するためにピットへ戻らなければならなかったんだ。それでもまだ滑りやすくて、水溜りに足をとられてしまったよ。おなじようにクラッシュしたマシンが何台もコースサイドに取り残されていたから、あきらめもついたけどね」。

「幸い、競技委員長がレースを止めてくれて、ニュルブルグリンクのマーシャルも素晴しい働きで深いグラベルから僕のマシンを引き上げてくれたんだ。エンジンが止まっていなかったから、そこから自走して再スタートのグリッドに着くことができたよ。1周遅れでポイントも取れなかったけど、そのあとのレースは純粋に楽しかったんだ」。

「こうした経験から学んだのは、ニュルブルグリンクではほんとうに何が起こっても不思議ではないということだね。現在のコースは戦前から使われていた1周22kmのノルトシュトライフェ(ニュルブルクリンク北コース)ほどドラマチックではないし、はるかに安全だけど、それでも油断はできないよ。天候が不安定な時は、1日で四季がすべてやってくるような感じなんだ」。

「そういう場合、僕とマクラーレンに求められるのは、素早く臨機応変に対応することなんだ」。

「それに、会場の雰囲気が素晴しいことは保障つきだし、ドイツの熱心なファンがどんな天気になっても熱心な声援を贈ってくれるんだ」。

◆ジェンソン・バトン

「長い歴史に彩られた、侮りがたいサーキットだよ。すぐ隣にある22kmの旧コースには、いいことと恐ろしい事故の記憶が刻み付けられていて、その両方がおなじ週末に起こったこともあるんだ。1976年にはジェームス・ハントのマクラーレンが優勝したレースでニキ・ラウダの凄まじいアクシデントがあった。ジャッキー・スチュワートがほとんど視界ゼロという悪条件にもかかわらず、4分もの大差をつけて勝ってる」。

「このレースでは何としても勝ちたいという気持が強いんだ。チャンピオンになった年も、ここでは5位どまりだったし、通算の最高位は2004年の3位なんだ。歴史と伝統に彩られた、過酷なニュルブルグリンクで勝利を手にすれば、またひとつ自慢の種が加わるよ。旧コースを一度でも走った人が、誇らしげにそのステッカーを貼っているのも伊達じゃない」。

「ハード・ブレーキングを求められる場所がいくつもあって、例によって天気が悪かったときなんかは、一瞬たりとも気を抜くことができないんだ。いつ何時、空模様が急変するか、まったく予想できないんだ」。

「これまでに積み上げてきた勢いが、シルバーストンですこし削がれた印象もあるけど、その程度はたかが知れてるよ。成績はともかく、ペースは悪くなかったんだしね。いいときも、悪いときもあるのは当然さ」。

「DRS(可変リヤウイング)とKERSが導入されたことで、今年のレースは本当に先が読めなくなってる。おかげで苦労する面もあるけど、ファンの人たちにとってはいいことだよ。今週末も、間違いなくエキサイティングな展開になると思う」。

【翻訳:Shigehiro Kondo】
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