リリース-ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス【マクラーレン・チームを離れるP.デ・ラ・ロサのコメント】
■ペドロ・デ・ラ・ロサ
「F1と関わるようになって10年以上経つけど、ウォーキング(マクラーレン・チームの本拠地)は僕にとって第二の故郷だ。この機会に、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの人たちにお礼を言いたい。おかげで初めてチームに入った2003年より、ドライバーとしても人間としても成長することができた。もちろん個人的にいちばん嬉しかったのは2位になった2006年のハンガリーGPだけど、チームの一員として2008年にルイス(ハミルトン)がタイトルを獲得するのに貢献できたことも、それに劣らないいい思い出になっている。それ以外にも、勝てるマシンの開発に関われたことは大きな収穫だった。最後に、僕の我がままを聞いてくれたマーティン・ウィットマーシュにも感謝の言葉を贈りたい。彼はドライバー生活を通じて、ずっと僕を支えてくれ、家族ぐるみの友人だった。マクラーレンはF1界でも最高のプロ集団だ。新しい未知を歩むことになっても、ウォーキングで出会った人たちのことは決して忘れないだろう。みんな尊敬すべき人物ばかりだった」。
【翻訳:Shigehiro Kondo】