オリジナル リリース-スクーデリア・フェラーリ・マールボロ【シンガポールGP(土)】
【シンガポールGP フリー走行3 / 予選】
◆フェルナンド・アロンソ
フリー走行3=2位/予選=1位
「ポール・ポジションを獲ることはいつも大事だけど、こういうコースで、しかもこの時期に予選1位になる意義は、普通以上に大きいんだ。これで少しでもポイント差を詰める希望が出てきたよ。モンツァとここみたいに、まったくタイプの違うサーキットで2戦続けてポール・ポジションを獲れたのは、本当に心強い。どんなコースでも強いということが証明できたからね。もちろん楽な1日ではなかったけれど、予選ではマシンの性能をすべて引き出すことができた。そのあたりがライバルチームとの違いかもしれない。正直なところ、初日から主導権を握っていたレッドブルが前に並んで、3位が現実的な目標になると思っていただけに、ポール・ポジションが獲れたのは嬉しい驚きだったよ。Q2では、エンジンのプログラムに問題が発生する際どい場面もあったけれど、書き換えて走り出してみると大丈夫だったんだ。明日のレースではスタートが重要になるけれど、それ以上に大事なのは61周にわたって集中力を保ち続けることだろうね。ここでの61周という長いレースは、ドライバーの体力面でも、マシンの信頼性においても、すごく厳しいから。天気も重要な鍵のひとつだね。2〜3、路面が乾きにくい場所があるから。だから、2〜3時間前に雨が止んでいたとしても、状況が大きく変る可能性があるんだ。いつもどおりのレースをすれば、きっと良い結果を残せると思う。これ以上は望めない位置からスタートするだからね」。
◆フェリペ・マッサ
フリー走行3=4位/予選=24位
「なんの前ぶれもなく突然ギヤボックスが動かなくなってしまって、コース上に取り残されたんだ。原因をしっかり解明する必要があるよ。念のため、それに最後尾からスタートするという状況も考えて、エンジンを積み替えたんだ。レースはさまざまな要素が絡み合った内容になるんじゃないかな。追越しが難しいコースだけど、何が起っても不思議ではないからね。雨が降ったり、セーフティ・カーが出たりする可能性もあると思う。フェルナンドが証明したとおり、マシンの戦闘力が凄く高かっただけに、今日の結果は失望以外の何ものでもないよ。このサーキットは好きなんだけど、これまでのところ、ツキには恵まれていないみたいだね」。