オリジナル リリース-BMWザウバー・F1・チーム【シンガポールGP(日)】
【シンガポールGP 決勝】
◆ニック・ハイドフェルト
グリッド=14番 / 決勝=リタイア
「もちろん、もっといい結果を望んでいたし、完走したかったよ。僕としてはミハエル(・シューマッハ)のブレーキングがあまりにも遅かったから、僕がはじき出されることになったと思う。まぁ、どちらにしても僕のレースはスタートの時点で上手く行ってなかったけどね。ターン4でヴィタントニオ・リウッツィにアウト側から追い越そうとしたんだ。それで、彼が早めにブレーキをかけたみたいで、運悪く彼にぶつかってしまったよ。マシンはドライブするのが難しい状態になっていたし、リアウイングのエンド・プレートがなくなっていたんだけど、セットアップ自体が理想的な状態じゃなかったんだ。予選の後にはセットアップを変えることができないからね。だけど、レース中のラップタイムはそれほど悪くはなかったんだ。いまは、お気に入りの鈴鹿で走ることを楽しみにしてるよ」。
◆小林可夢偉
グリッド=10番 / 決勝=リタイア
「あれは明らかに僕のミスでした。ミハエル・シューマッハをオーバーテイクした後、ポイントを獲得するためにかなりプッシュしないと分かっていたんですが、そこでタイヤが完全にダメになってしまっていました。コーナーで判断を誤ってバリアに突っ込んでしまいました。そこにブルーノ・セナのマシンが突っ込んできて。マシンのダメージは全体的にかなりの酷かったです。スタートはかなり拮抗していて、ヴィタリー・ペトロフに抜かれて順位を1つ落してしました。マーク・ウェバーとのバトルはチャンスがなかったです。そしたらミハエルの後の10位の位置にいたんです。もっと速く走れたんですけど、オーバーテイクのチャンスがありませんでした。チャンスを見つけてアタックしたら、上手くいきましたよ。それからさっき言ったとおり、猛プッシュしてバリアでレースが終わってしまいました」。