オリジナル リリース-BMWザウバー・F1・チーム【韓国GP(日)】
【韓国GP 決勝】
◆小林可夢偉
グリッド=12番 / 決勝=8位
「今日はレースの開始時間が遅れたことに加えて、セーフティー・カーの先導でレースがスタートしたので、いつもとは違ったレースでしたね。セーフティー・カーより後は何も見えませんでしたけど、僕にとってこの方法のスタートは問題なかったです。今日の問題は視界の悪さと、グリップ不足ですね。19周目の後にセーフティー・カーがコースに入ったときに、インターミディエイト・タイヤ(レインとドライの中間のタイヤ)に交換したんですけど、そのときはかなり滑りやすかったので、ドライブするのがすごく難しかったです。エイドリアン・スーティルがアタックしてきたとき、僕はコースの内側にいて、ラインは変えてません。バックミラーで彼を見ると、ブレーキかけられない状態だったみたいですね。僕らは接触しましたけど、運良く僕の方はそれほどダメージを受けていなくて、そのまま走り続けることができました。最後の周は、また視界が相当悪くなってました。このときは水しぶきじゃなくて、だいぶ暗くなってましたからね」。
◆ニック・ハイドフェルト
グリッド=13番 / 決勝=9位
「またポイントを獲得できてうれしいよ。今日のレースは簡単じゃなかったからね。スタートを遅らせたのは正解だったと思うし、あの時は視界は全く見えなかった。僕らは早めにインターミディエイトに交換したんだ。後から思えば、交換のタイミングが少し早かったと思う。トラックに留まるのが簡単ではなかったけど、何とかやっていけたし、その後はコンディションが良くなってきたんだ。乾いたトラックでたくさん周回を重ねたことで、最終的にはタイヤがかなりのダメージを受けてたよ。まぁ、みんな同じ状況だったと思うけど。バックミラーがかなり汚れてたから、エイドリアン(・スーティル)にからポジションを守ることができなかったんだ。だから彼の位置がよく見えなかったけど、無線で後に来ていることは分かってたんだ。だけど、確認できたときは、彼が僕の真後ろにいるときだけだった。あの暗さの中で走るのは、結構ギリギリのところだったと思う。僕はまだ見えていたけどね」。