オリジナル リリース-フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チーム【韓国GP(日)】
【韓国GP 決勝】
◆エイドリアン・スーティル
グリッド=14番 / 決勝=リタイア
「コンディションはずっと悪かったから、セーフティ・カーの先導でレースを始めた判断は正しかったと思う。路面が乾いてきたから、インターミディエイト・
タイヤ(レインとドライの中間のタイヤ)に交換して、最後までそのまま走ったんだ。ブレーキには苦労させられたよ。すぐにホイールがロックしてしまった
し、安定したドライビングが出来なかったからね。それで、コースから飛び出したり、ラインを外したりして、順位を落すことが続いたんだ。最後は小林(可夢
偉)を抜こうとして思ったより濡れていたカ所に乗ってしまって、相手のマシンに突っ込む形になった。自分の走りには満足していないし、結果もよくなかった
けれど、トニオ(リウッツィの愛称)が頑張って6位になってくれたから、チームとしては悪くなかったと思うよ。頭を切り換えて、次のブラジルGPで頑張り
たいね」。
◆ヴィタントニオ・リウッツィ
グリッド=17番 / 決勝=6位
「大荒れのレースで、序盤のオーストラリアGPを思い出したけれど、それだけに面白い展開だったよ。路面がずいぶん濡れていたから、スタートを遅らせたの
は正解だと思う。セーフティ・カーの後ろで長く走ることになったけれど、コースはかなり滑りやすくて、特にブレーキングが難しかったんだ。それで、最後は
まるで照明のないナイトレースみたいになって、ステアリング上のランプが眩しいほどだったんだ。グリップが低かったにもかかわらず、リズムをつかんで素晴
らしい結果を残すことができた。今年はずっと不運続きだったから、ようやく本来の力を出してポイントを獲得することができたのは、すごく嬉しいよ。これで
ウィリアムズを引き離して、残る2レースに向けて態勢を整えられたよ」。