オリジナル リリース-ピレリ【マレーシアGP(金)】
ピレリタイヤは、本日からマレーシアGPのフリー走行に入り、レッドブルのマーク・ウェバーが、午前、午後ともに最速タイムを記録した。この日の周回数は、全チームを合わせて1255周となっている。
◆ポール・ヘンベリー (ピレリ・タイヤ テクニカル・ディレクター)
「マレーシアの初走行は、全員にとって、非常に厳しいコンディションだった。これまでのところ、タイヤのトラブルは出ていないが、もちろん重要なのはこのあとの予選と決勝レースだ。今日は新しいハード・コンパウンドのテストも行われ、ドライバーからの反応はおおむね良好だった。ただし、あまりにも耐久性重視の方向に偏らないよう、気をつけなければならない。今日のコンディションを考えるとタイヤの状態は悪くなく、予想通りレースでは3回ピットストップを行うことになるだろう。明日は各チームが予選にどんなタイヤを使うか、たいへん興味深い。その結果によって、レースがさらに緊迫した内容となるだろう」。
【翻訳:Shigehiro Kondo】