F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆マーク･ウェバー
「みんな楽しいイースター（復活祭）を過ごしたと思う。僕も友だちとゆっくりくつろぐことができたよ。イギリスはバンク･ホリデーでいつもとすこし様子が違うけど、天気は最高さ。もちろんイースター恒例の卵も食べたよ。トルコGPについて言うなら、イスタンブール･パークは起伏が激しい分、ほかのコースより走り甲斐があるってことだね。それに、有名な高速のターン8は複数のクリッピング･ポイントがある長いコーナーで、タイヤやドライバーの首に大きな負担がかかるんだ。地元の人たちにとってはかなり入場料が高くて盛り上がりに欠けるけど、レースをする側としてはとても楽しみなラウンドだよ」。

◆セバスチャン･フェッテル
「休みはどうだった? 僕はずいぶん会っていなかった家族や友人とのんびり過ごして、トルコGPに備えてトレーニングも怠らなかったよ。遠征続きだったから、こういう普通の生活もいいもんだね。トルコのコースは低速からターン8のような高速コーナーまで、バラエティに富んでいて面白いんだ。ターン8はいつも全開で抜けるすごいコーナーさ。スピードが出るうえに、路面が荒れているから、どこへ行ってしまうか神のみぞ知るといった感じなんだ。とにかく、エイッ!と飛び込んで運を天に任せるしかない。タイヤにも厳しいサーキットだけど、初めてF1のテストをした場所だから、すごく思い出深いよ。うちのマシンはいい線いっているはずだけど、ライバルの力を侮るわけにはいかないだろうね。まわりのチームと同等、もしくはそれ以上に頑張って、優位を保ちたいね」。