F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

◆マーク･ウェバー
「春にたいへんな災害があった日本で、みんなが楽しみにしているイベントに参加できるのは素晴しいよ。日本の人たちはF1を愛してるし、鈴鹿は世界最高のサーキットのひとつだよ。高速のセクター1をはじめ、驚くほど多様なコーナーが組み合わされてるんだ。コース幅が狭いから、高度の正確さが求められるんだ。リズムも重要だね。すべてのコーナーを限界で走れるようにマシンを調整しなければならないし、いくつかのヵ所では、特に完璧な走りが不可欠になってくる。ドライバーにとっては挑戦し甲斐のあるコースだし、適度な起伏もある。今からすごく楽しみだよ」。

◆セバスチャン･フェッテル
「鈴鹿は好きなサーキットのひとつで、そのレイアウトには手を加える余地がないんだ。デグナー･カーブまでのセクター1は、シーズンを通じて最高に迫力のあるセクションと言えるだろうね。130Rは伝説のコーナーで、ここを駆け抜ける時の気分は格別だよ。鈴鹿が好きなのは僕だけじゃはないし、ウチのマシンにも合ってるよ。日本のファンは特別で、今年は特に想像もできないような災害を乗り越えてきたんだ。その精神力には、ただただ尊敬するよ。忍耐強く、礼儀正しい上に、驚くべき耐久力を備えてるからね。彼らのためにも、ぜひ最高のレースをしたいよ」。