オリジナルリリース・スクーデリア・フェラーリ・マルボロ
◆トルコGP初日は、接近戦だった。午前中のフリー走行1では16台が、午後のフリー走行2では17台が1秒以内に入っていた。フェラーリF60のキミ・ライコネンとフィリッペ・マッサは、トラブルフリーで合計118周を走った。
◆「今日はいつもの金曜日より難しい1日だった」と、ステファノ・ドメニカリ・チーム代表。「燃費やタイヤの比較をしたが、路面コンディションの変化が激しくてやりにくかった。悪くない仕上がりと思うが、クルマのハンドリングを向上させるために頑張っている。いい方向に向かっていると思う」。
◆フィリッペ・マッサ
フリー走行1:5位 フリー走行2:11位
「今日の路面は相当に汚れていたんだ。何台もコースオフしていたのを見てもわかるはずだよ。ボクたちは、日曜日のレースに向けてのセットアップに集中した。他チームとの比較を口にするのは難しいね。トップ・グループは肉薄して実力が接近している。彼らと比較するのは、明日の午前中のフリー走行を待ってからだね。硬い方のタイヤは、少しグリップするけど、柔らかい方のタイヤは、タイムの落ちが問題かな。でも、路面状況が変わるとすべてが変わるから。新しいエアロは、少し助けになるかも。用意しているものが全部効果を出してくれれば、パフォーマンスは上がるよ」。
◆キミ・ライコネン
フリー走行1:7位 フリー走行2:15位
「路面状況の変化が凄く早かったから、今日の結果で性能を見極めるのは簡単じゃないね。コース路面が汚れていて、セットアップを変更してハンドリングは少しよくなったけれど、フリー走行2の最後には元に戻ってしまった。でも、明日は、戦える方向が見えているよ」。