オリジナル リリース-BMWザウバー・F1・チーム【マレーシアGP(木)】
◆ペドロ・デ・ラ・ロサ
「セパンは好きなサーキットのひとつなんだ。流れのあるコーナーが続いてリズムが大事なのは、ちょっとカタルーニャに似ている。暑さと湿気のおかげで、ここは体力的にものすごく厳しいコースだけど、僕は大好きなんだ。ドライバーはよほど体を鍛えていないとダメだろうね。F1カレンダーの中では、間違いなく最高にタフなレースだし、マシンへの負担も大きい。ここで速ければ、他のどこでも通用する。さっきも言ったとおり、バルセロナに少し似ていて、他で得られたデータをマシンのセットアップに活かすことができるんだ。ドライバーにとってもマシンにとっても、いい試金石になるサーキットだと思うよ」。
◆小林可夢偉
「セパンは2008年にGP2のアジアラウンドで優勝した縁起のいいサーキットなんです。いいコースなんで、大好きですよ。暑さはたいへんなんですけど、それは誰にとってもおなじことです。暑さは気にしてないですね。それより、去年のように途中で雨が降り出してレース中断、なんてことにはなって欲しくないですよ。マレーシアは日本からそう遠くないので、応援しに来てくれるファンがいると嬉しいですね。ピット前のストレートへ続く最終コーナーが特に好きで、ここは思い切ったブレーキングをしてから、慎重にラインを選んで立ち上がるのが、直線のスピードを伸ばすコツ。それがラップタイムにも大きく影響します。失敗すると、回ってくるツケは大きい、っていう感じです」。
【翻訳:Shigehiro Kondo】