オリジナル リリース-イスパニア・レーシング・F1・チーム【山本左近との契約発表】
左近、イスパニアのサードドライバーに決定!
HRTチーム/イスパニア・レーシングは日本人ドライバー、山本左近と2010年の公式テスト/リザーブドライバーとしての契約を結んだ
山本はインド出身のカルン・チャンドック、ブラジル出身のブルーノ・セナというふたりの正ドライバーと共に、HRTチームのラインナップに加わることとなった。山本左近は2005年の日本GPで、ジョーダン・グランプリのサード・ドライバーとして、初めてF1を経験している。2006年もフォーミュラ・ニッポンとスーパーGTシリーズでレース活動を続けていたが、これと並行してスーパーアグリからF1にフル参戦する機会を得た。翌年はスーパーアグリのテスト・ドライバーを務めながらGP2シリーズに参戦。ハンガリーGP以降はスパイカーでF1に参戦している。2008年にはGP2およびGP2アジアシリーズを戦いながら、ルノーの開発ドライバーとなり、昨年は引き続きGP2アジアシリーズに出場した。
山本左近
「HRT F1チームに加わることができて、すごく嬉しいです。新チームの一員になれたのは素晴らしいことで、機会があれば金曜の走行でレギュラー・ドライバーに可能なかぎり多くのデータを提供したいですね。チームの全員がレースに集中していて、僕も同じ気持ちです。今年は全力でカルンとブルーノをサポートしたいと思います。バルセロナに住んでいたので、スペインは僕にとって第二の故郷。その国のチームに参加することができ、非常に光栄です」。
コリン・コレス博士 HRT F1チーム代表
「2010年のテストおよびリザーブ・ドライバーとして日本の山本左近と契約を結ぶことができ、嬉しく思っている。マシンの開発に有益な貢献をしてくれることだろう。それによって、バルセロナ以降のヨーロッパ・ラウンドでは、チームに一層の力を与えてくれるはずだ。左近をチームに迎え、いっしょに仕事をするのが楽しみだ。彼が加わったことにより、HRTはパドックの中でも最も国際色豊かなチームのひとつになる」。