オリジナル リリース-ルノー・F1・チーム【モナコGP(日)】
◆ロバート・クビツァ
グリッド=2番 / 決勝=3位
「モナコのエキサイティングな週末を、3位という結果で締めくくれて最高だったよ。誰も僕たちがここで表彰台に立つとは予想していなかっただろうね。だけど、最初からずっと上位をキープしていたし、チームはこの結果にふさわしい努力を重ねてきた。ルノー・エンジンも表彰台を独占する素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれたよ。スタートでセバスチャン(・フェッテル)に抜かれてひとつ順位を落したけれど、路面の状態が悪い側にいたから、ある程度は予想していたことさ。普通なら自分の位置を守れたけれど、マーク(・ウェバー)の出足が鈍くて、抜けるかもしれないと思ったよ。そのためホイールスピンを起しすぎて、気がつくとセバスチャンに先行されていたんだ。それに、すぐ後ろにはフェリペ(・マッサ)がいたし…。レース中のペースはよかったし、プライムタイヤでは、特にセーフティ・カーが下がってからの再スタート後は、セバスチャンより速く走れたよ。これはチームの進歩が続いていることを意味しているし、この先の2〜3レースに向けて明るい材料と言えるね」。
◆ヴィタリー・ペトロフ
グリッド=14番 / 決勝=13位
「完走できなくて残念だけど、リアに問題があって、チームはゴールまであと数周というところで走行を打ち切る決断を下したよ。またタイヤのエア抜けもあって、ずいぶんタイムをロスして、周回後れになってしまったんだ。スタートは悪くなくて、いくつか順位を上げることができたけれど、ピット作業では思ったほど前へ行くことができなかった。どうしてそうなったか、考えてみなければならないよ。それでも、ほぼ全周回を消化できたから、いい経験にはなったよ。来年もモナコを走って、今度こそポイントを獲りたいね」。