リリース-ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス【ヨーロッパGP(金)】
【ヨーロッパGP フリー走行1 / フリー走行2】
こちらはマクラーレンのオリジナルリリースを元に[STINGER]が製作したリリー
スですが、内容はオリジナルのものと同じです。
◆ルイス・ハミルトン
フリー走行1=2位/フリー走行2=5位
「最初のセッションはまずまずの出来だった。ただ、ブローン・ディフューザー※を装着したマシンがいつごろからペースを上げてくるかが問題で、午後になると、とりわけ1周のペースが速くなっていたみたいだね。高速コーナーでは非常にグリップが高くて、太刀打ちできそうにないよ」。
「それでもレースのペースは悪くないと思うから、これからも全力を尽くすだけさ。今週末の課題は、有利なブローン・ディフューザーを使ったマシンにどれだけ迫れるかということだろう」。
「ミハエル(・シューマッハ)との間に、ちょっとした行き違いがあったけれど、よくあることだろう。彼が前を走っているのを見た時、ペースを上げているのかと思ったけれど、急にスピードが落ちて前のマシンとの間に差がついていた。このコースでは、前後のドライバーとの間隔を適正に保つことがきわめて重要なんだ。さいわい接触しなくて済んだから、たいしたことにはならなかったよ。相手も謝っているということだから、たいしたことではないよ」。
「ここでは皆が最終コーナーでスピードを落すから、ちょっとモナコに似ているよ。予選では、上手く加速できるように、前との間隔を保つことがポイントになるだろうね」。
◆ジェンソン・バトン
フリー走行1=3位/フリー走行2=9位
「このコーナーではマシンのバランスを保つのが非常に難しいけれど、2回目のフリー走行でセッティングを変更して、かなり良い感じになってきたよ。ロングランの内容もなかなか有望だしね。始めのうち、ちょっと慎重になりすぎていたから、後半は少し攻めてみたよ」。
「現状にはある程度まで満足しているけれど、速いマシンがたくさんいるね。フェラーリが良さそうだし、レッドブル、ルノー、メルセデスもそうだ。理由は各チームが、それぞれ違うタイミングでマシンを強化してくることだろう。僕たちはここへ強化パーツを持ち込んでいない。そういう力関係は、シーズンが進むにつれてならされてくるはずだ。とにかく今回は、できる範囲で最善をつくすだけだろう」。
「マシンの状態は判っているから、それを上手く使って、最後までミスを犯さないようにすることだね。厳しい週末になるかもしれないけど、楽しめるだろうし、ポイントを獲ることも可能なはずさ」。
※ブローン・ディフューザー
レッドブル・レーシング発の新型ディフューザー。