オリジナル リリース-フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チーム【ドイツGP(日)】
【ドイツGP 決勝】
◆エイドリアン・スーティル
グリッド=19番 / 決勝=17位
「どういったらいいか…、残念な週末だったよ。1周目にトニオ(リウッツィの愛称)と接触して、いくつか順位を落してしまったんだ。いつもどおり、スタートで順位を挽回できなければ1周目が終ったところでピットに入ってプライム・タイヤに交換して、他のドライバーが後でピットへ戻るのを待つという戦術を採ったんだ。大きく遅れていて、失うものがなかったから、あれは良い作戦だったといえるけど、ピットがちょっと混乱していたね。トニオは無線でフロント・ウイングを交換すると言っていて、2台が同時にピットへ入ることになったんだ。そのときタイヤが混ざってしまって、僕はもう一度ピットに入って正しいタイヤに履き直さなければならなかったよ。そのあとは順調にペースを上げていたけれど、そのタイヤが消耗してしまったんだ。この週末は速く走れなかったけれど、今回かぎりのことで、深刻に考える必要はないと思う。時には上手くいかないレースもあるよ。はやく忘れて、次のレースに集中することだね」。
◆ヴィタントニオ・リウッツィ
グリッド=21番 / 決勝=16位
「全体的に、良いところのないレースだったよ。1周目に接触があったから、フロント・ウイングにダメージを受けたと思って、交換のためピットに入ったんだ。そしたら、タイヤを換える時に混乱があって、もういちどピットに入り直さなければならなかったんだ。1周目も接触するまでは良い感じだったし、その後のペースも上々だっただけに残念だよ。厳しいレースだったけれど、トップ10に入っているチームと同じタイムで走れていたんだ。これを明るい材料と考えて、次のブダペストには前向きな姿勢で臨みたいね」。
【翻訳:Shigehiro Kondo】