オリジナル リリース-レッドブル・レーシング【ハンガリーGP(日)】
【ハンガリーGP 決勝】
◆マーク・ウェバー
グリッド=2番 / 決勝=1位
「今日は楽なレースではなかったよ。特にオーバーテイクが難しい、ここみたいなサーキットでは、スタートが重要だとわかっていた。スタートでは、セブ(フェッテルの愛称)とフェルナンド(・アロンソ)と戦って、不利な立場になることもね。最初のスティントまでは落ち着いていたけれど、その後は、フェラーリをいかに跳び越えるかという点で、まるでチェスの試合だった。セーフティ・カーがレースを白熱させて、僕たちは戦略から離れて、フェルナンドと全く違うことをしたんだ。セーフティ・カーが出たとき、僕は留まるように言われて、フェルナンドがピットに入ることを願ったよ。彼がピットに入るのを見た時、何かするチャンスだと思ったね。ソフトタイヤを使い続けて、フェルナンドを20秒リードするように頑張ったんだ。ピットインした後は、レースをコントロールできたよ。僕の150回目のレースの素晴らしい祝福の法方だし、100回目のレース週末を迎えたチームにとっても素晴らしい1日だった。この結果はチームにとって名誉なことだし、チームの戦略の指示も良かった。マシンそのものがその証拠さ。次のレースは美しいサーキットのスパだ。レースが楽しみだけど、その前に、数日の休みが取れれば最高だね」。
◆セバスチャン・フェッテル
グリッド=1番 / 決勝=3位
「レース中は、ドライブスルー・ペナルティーをなぜ受けたのか分からなかったよ。でも、レースの後、何が起きたか分かったんだ。スタートは良かったよ。僕たちは最初のコーナーまで長い距離を走ることになると分かっていたし、フェルナンドはスリップ・ストリームを利用していることも分かっていたよ。だけど、僕たちはポジションを守りきることができたし、最初のスティントは上手く行ったんだ。セーフティ・カーが出たとき、僕へのピットストップの指示が遅かったけど、ギリギリピットに入れよ。僕たちのペースは有利だと分かっていたから、その後は、すんなり行くと思っていたんだけどね。またスタートするとき、僕はぼーっとしていて、無線を聞き逃しちゃったんだ。それで、いつセーフティ・カーが入って来るかの指示を待っていたよ。マシンからはライトは見なかったんだ。マークがセーフティ・カーに近かったから、もう1周あると思ったよ。でも、セーフティ・カーが入ってくるのが見えたんだ、その後、チャンスを失ってしまって、ドライブスルー・ペナルティーを受けたんだ。今日は勝ちたかったから、ガッカリだよ。3位だったから、チームにとっては良い成績だけど、僕はガッカリしてるよ」。