好調琢磨、黄旗なしのレースで3台抜きに留まる
10月3日にインディアナポリスロードコースで行なわれたインディカー・シリーズ第13戦『ハーヴェストGP』で14位の厳しいレースをゴールした。
レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.30ケイヒン・ダラーラ・ホンダを駆る佐藤琢磨は、3台をパスして14位でフィニッシュした。
予選で17番グリッドの琢磨は、スタートでポジションをふたつ上げた後、ヒンチクリフ、ハンター-レイ、エリクソンとバトルを展開。75周のレースを戦い続けたが、結果的にスタートポジションより3つ順位を上げた14位でチェッカードフラッグを受けた。
シリーズ最終戦となる次戦はセントピータースバーグで10月24日に開催される。
佐藤琢磨
「今日のレースはハードでした。今回もイエローがまったく提示されなかったので、順位を上げるのは非常に難しく、レース戦略もほとんど決まってしまっていました」
「ボクたちは、ほぼレースを通じて戦い続け、いくつかポジションを上げました。あるドライバーにグリーンまで押し出され、いくつか順位を落としたのは残念でした。激しいバトルを演じた末の14位という結果には納得できない部分もありますが、ハードにレースを戦ったことは間違いありません」
【STINGER】
photo by Honda