波瀾の展開を石浦宏明快勝!!–スーパーフォーミュラ第3戦富士スピードウェイ
スーパーフォーミュラ第3戦の決勝レースが、30度を越す猛暑の富士スピードウェイで9日に行なわれ、石浦宏明 Tが、富士スピードウェイのスーパーフォーミュラ初勝利を飾った。
F.ローゼンクヴィスト Tがスーパーフォーミュラ表彰台、A.ロッテラーTは12番手から3位によじ登り、終盤、激しく繰り広げられた関口雄飛vsピエール・ガスリー のバトルは、0.035秒差で関口雄飛 Tが逃げきる迫真の展開をみせた。
250kmのシリーズ最長のレースをリードしていたポールポジションの国本雄資は、タイヤのスローパンクで後退し、その後リタイア。
ピットインをギリギリまで遅らせた小林可夢偉がトップからピットインしたが、スタートでエンスト、エンジン画家からず後退。
新人として6番手グリッドから上位に食い込んでいた山下健太も、タイヤパンクで惜しいレースを落としたが、役者がそろい、緊迫感あふれる話題満載のレースだった。
石浦宏明のコメント。
「スタートを失敗してどうしようと落ち込んだが、ピットインのタイミグがよく、逆にチームメイトの国本雄資選手が不運で、ボクもファイナルラップにシフトが動かないトラブルがでギリギリでしたが、チームのおかげで勝てたました。タイヤの使い方で悩んでいたが、チームとしてはいいクルマができていた。チャンピオンシップの手応えがある中で最良の結果だったのでとても嬉しいです」
スーパーソフトタイヤ投入で注目される次の第4戦は、ツインリンクもてぎで、8月20日に決勝レースを行なう。
◆スーパーフォーミュラ第3戦富士結果
1. 石浦宏明 T
2. F.ローゼンクヴィスト T
3. A.ロッテラーT
4. 関口雄飛 T
5. P.ガスリー H
6. 伊沢拓也 H
7. 中嶋一貴 T
8. Y.マーデンボーロ T
※以上、ポイント獲得
9. 塚越広大 H
10. 野尻智紀 H
*T=トヨタ・エンジン / H=ホンダ・エンジン