カストロネベス、3年ぶり30勝目–2017インディカー第11戦アイオワ・コーン300決勝
インディカー・シリーズ最短の0.89マイルのショートオーバル。アイオワ州のアイオワ・スピードウェイーで行なわれた1周17秒の目まぐるしい戦いに、エリオ・カストロネベスが3年ぶりの勝利を飾った。
常に上位にいながら、2014年のデトロイトのレース2以来3年間勝てなかったカストロネベスは、「チームメンバーは最高だ。序盤は苦しかったが、頑張れた。総てのペンスキー・ドライバーに感謝している」とコメント。
駆けつけたチームメイトのパジェノーが、カストロネベスと強力にハグ!! 感極まったカストロネベスは涙を拭った。「チームはあきらめずに、ずっと使ってくれたことに感謝している」。
チーム代表のロジャー・ペンスキーも感慨深げだった。
佐藤琢磨は、予選5番手の好位置からスタートしたが、途中、ピットインのタイミングが悪く、直後にイエローコーションが出されて大きく遅れた。
「厳しかったですね。スタートはそこそこでしたが、徐々にペースがあげられず、特に3セット目が酷かったです。オーバーステアでスケジュールにないピットインをした直後にイエローコーションになって、という展開でした」
「終盤、路面温度が下がってきてからは安定してきましたが、最後の2スティントはそんなに悪くなかったので、次のトロントは頑張っていきます」。
◆インディカー・シリーズ第11戦アイオワ・コーン300結果
1. カストロネベス C
2. ヒルデブランド C
3. ハンターレイ H
4. パワー C
5. レイホール H
6. ニューガーデン C
7. パジェノー C
8. ディクソン H
9. カナーン H
10. ヒンチクリフ H
17. 佐藤琢磨 H
※C=シボレー / H=ホンダ
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Photo by Chris Jones