レイホール逃げきり勝ち、佐藤琢磨8番手–2017ンディカー・シリーズ第7戦デトロイト/レース1
調子抜群でチェッカーを受けたレイホール。
佐藤琢磨が優勝したインディ500の興奮覚めやらぬ6月3日(日本時間6月4日)、インディカー・シリーズは、デトロイトの市街地コースに舞台を移して第7戦を迎え、グラハム・レイホールが圧倒的な速さで優勝した。
佐藤琢磨は、予選3番手からスタートして上位を伺っていたが、最後に燃料が足らなくなってピットインを強いられ、8位に甘んじた。
2位は、インディ500の激しいクラッシュを乗り越えたスコット・ディクソン、3位は、スタートで単独スピンを喫し最後尾まで落ちたヒンチクリフが入った。トップ10のうち、優勝から3位を含む8台をホンダ・パワーが占めた。
琢磨はレース後、「レッドタイヤでスタートしましたが、ペースに苦しみました。作戦変更して、ピットに早めに呼ばれたことで3ストップになりました。燃料セーブをして2ストップで行こうとしましたが、全然足りず、またペースをあげました。あまり効率が良くなかったかもしれないです。ブラック・タイヤでのペースは良かったと思います。レッドタイヤの劣化が課題なのと、全体的なスピードが足りていませんでした。 今日走ったことで分かったこともありましたが、明日はプラクティス・セッションがなく、いきなり予選なので、どれだけ対応して、どれだけ変更ができるか分かりませんけど、ベストを尽くします」とコメントを残した。
レースはダブルヘッダーで行なわれ、明日日曜日にレース2がスタートする。
◆2017インディカー・シリーズ第7戦 デトロイト/レース1トップ10
1. レイホール H
2. ディクソン H
3. ヒンチクリフ H
4. ニューガーデン C
5. ロッシ H
6. アレシン H
7. カストロネベス C
8. 佐藤琢磨 H
9. ジョーンズ H
10. ピゴット C
[STINGER]
Photo by Bret Kelley/INDYCAR