佐藤琢磨、丸の内をカートで疾走!?
8月3日、東京駅に隣接する“丸ビル”脇の路地で、佐藤琢磨がレーシングカートで走行した。『MARUNOUCHI SPORTS FES 2017』のオープニングセレモニーでのひとコマ。
丸ビル裏の石畳の路地に設えられた狭いコースでカート走行を披露したのは、インディカー挑戦の間隙を縫って帰国し、総理大臣顕彰受賞を翌日に控えたていた第101回インディ500ウィナーの佐藤琢磨。レンタルカートやレーシングカートで模範走行を行なった。
「レーシングカートは、実際のコースなら140km/hほどスピードが出ますが、今日は街中ということで30km/hでしたが、洗練されたオフィス街で走れて感激しました。こういう場でモータースポーツを紹介できて嬉しいです」と琢磨。インディ500ウィナーは、シャンパンではなくて牛乳を呑むことも挨拶で紹介し、オフィス街のランチタイムで衆目を集めた。
MARUNOUCHI SPORTS FESは、“丸の内がスポーツの街になる”をキャッチフレーズに、8月3日から17日まで、スポーツ体験や、スポーツ関連のゲストのトークショーやさまざまなイベントを開催。誰でも参加できる体力測定やスポーツ体験が楽しめるイベントとして注目されている。
佐藤琢磨は、ソウルオリンピックの男子100m背泳ぎで16年ぶり金メダルを獲得したスポーツ庁長官の鈴木大地さん、リオデジャネイロ・オリッピックの陸上日本代表で、女子100mと200mの日本記録保持者の福島千里とともに、8月17日までのイベントスタートを告げた。
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